記憶の旅 中庭光彦の研究室

都市や地域の文化について

2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧

日南市油津 商店街再生成功神話に秘められた別の意味

今週、宮崎県日南市油津を訪れた。江戸時代には飫肥杉の積み出し港として、また昭和には近海鮪漁で賑わったまちだ。 平成になって、猫も通らない商店街と言われたまちが、外部から移住したプロデューサーにより20店舗以上の新規個店が蘇ったと、商店街再生…

山形新聞に掲載

長井市では、観光資源として水に焦点を当てるならば、水そのものではなく、水と文化・歴史をクローズアップしないとならない。そんなことを話した講演が、3月24日の山形新聞に掲載された。

山形県長井市再訪-水路の迷宮がすばらしい

本日「水・水路と観光まちづくり-全国の水辺のまちづくり事例から」(ながい黒獅子の里案内人研修会、長井市観光課)の講演を行うために、昨日から長井市に入った。訪問は2年半ぶり。地元ボランティアガイドの会「ながい黒獅子の里案内人の会」の田中会長…

『水とくらす日本のわざ』3巻完結

私が監修した水に関する絵本3巻本が完結。 3 伝統――打ち水・風呂・ししおどしなど (和の文化を発見する 水とくらす日本のわざ) 作者: 中庭光彦 出版社/メーカー: 汐文社 発売日: 2019/03/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る

ミツカン水の文化センター バックキャスティングワークショップ

3月20日(水)夕方は、ミツカン東京ヘッドオフィスにて、水ジャーナリスト橋本淳司さんによる社員向け研修「未来を変えるワークショップ」にオブザーバー参加。たいへんにわかりやすい。また、新著の『水がなくなる日』はSDG'sと水の関係を考えるワークシ…

中庭ゼミ第8期生卒業式2019年

今年も卒業式の季節。3月21日の卒業式。私のゼミ学生卒業生は13名。社会に巣立っていく。

読解力研究、大村はま、43年前の自分に会いに行く

今年度関わった読解力養成教育を、4月から共同研究にすることとなった。その中で私に求められている役割=私の問題意識は、読解力養成と地域認識力の関係を構築することだ。10年前の大学生なら、フィールドワークに行けば何かしらの発見をしたが、スマホ…

『水とくらす日本のわざ 和の文化を発見する2産業 和紙・染め物・和食など』発刊

先月に続き、小学生向けに監修した『水とくらす日本のわざ 和の文化を発見する2産業 和紙・染め物・和食など』が発刊された。全3巻なので、3巻目は来月発行予定。 2 産業――和紙・染めもの・和食など (和の文化を発見する 水とくらす日本のわざ) 作者: 中…

ソウル清渓川を歩く

二泊三日でソウルを歩いた。2005年にできあがった清渓川開発。それまで川の上に蓋がされ、さらにその上に高速道路も通っていたものを撤去し、元の川に戻したもの。日本では河川整備の文脈で紹介されることも多いが、見てわかるのは都市再生開発の一環という…

世界遺産石見銀山の魅力とは?

私の連載「魅力づくりのおしえ」。今回は石見銀山を分析しました。他の世界遺産とは違います。 石見銀山入り口の大森町。石州瓦が美しい。 www.mizu.gr.jp