記憶の旅 中庭光彦の研究室

都市や地域の文化について

岡山市旭川かわまちづくりの可能性

 今年の2月、リバーフロント研究所の視察に同行した。場所は岡山市旭川で、後楽園のあたりとなる。かわまちづくりのポテンシャルを探る目的で、地元の事業者にインタビューを行い、若手事業者をバックアップしている人々も浮かび上がってきた。

 その折りの報告「かわまちづくりにおける地域ポテンシャルの発掘と活用手法について」が同行した研究員により、リバーフロント研究所報告HPにアップされている。 

http://www.rfc.or.jp/rp/files/29-12.pdf

 その後もいくつかの現場視察に動向しているが、いくつかの課題がわかってきている。一つは、当事者たちが「河川管理」の専門家ではあるが、「まちづくり」についてはあまり意識していない。結果として「かわ」と「まち」の一体的運用、ガバナンスの実現性があやふやになる。

 かわまちづくりの多くの課題と、可能性を形にするプロセスについては、ある時点でまとめねばならない。

後楽園横 旭川右岸

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